ブランディングの使い方

ブランディングの定義

　ブランディングの定義とは？ブランディングとは、刻み込まれる価値を最大化することと、一般社団法人リブランディング協会では定義しています。（転載歓迎ですが、出展元の明記だけ、宜しくお願いいたします）
　正しい定義を理解し、ブランディング活動を強化すれば、たとえ無名な個人・中小企業であっても、飛躍的にマーケティングの効果を高めることができます。

　現在、ブランディングという用語は、本やインターネット上で、様々な見解の意味付け、定義付けが次のようになされ、使われています。

乱立する見解の事例

• ブランディングデザインそのもの
• 顧客の気持ちの中に浮かび上がるもの
• 購買を促す事を意図したブランド構築
• コーポレートアイデンティティー（CI）こそが大事
• 意味ある差をイメージしている状態
• 同種のものと区別する差別化のこと
• 精神的な構造を創り出すこと
• 感情移入が伴うサービス
• 見え方をコントロールすること
• 認知度を上げる活動

リブランディング協会

ブランディングとは

定義次第で、ブランディングの使い方とマーケティングの効果が変わる

　ブランディングに含まれるが、そこを前面に出して定義付けしてしまうと、片手落ちで失敗しやすいブランディング戦略・手法を誘発してしまう。そのような注意点がある意味付けもあります。

　この片手落ちというものが、ブランディング仕事の実務においては、とても陥りやすい罠です。ブランドマーケティング強化、ブランディングを高めるためには、正しい定義が必要です。

　マーケティング戦略の一部分であるブランディング活動は、その１つ１つがとても多岐に渡ります。そのような広範に及ぶ概念を、短い言葉で定義付けする際には、「どこから掘り下げても立ち戻れる原点」になっているかが重要です。偏った解釈は、片寄ったブランディング活動を招き、歪んだ結果を導いてしまいます。だからこそ、定義は重要なのです。

ブランディングの基本・基礎

　誰に、いつ、なぜ、どこのポジションで、何をどのように届ければ、刻み込まれる価値を最大化できるのか、それがブランディングの基本です。基礎がしっかりしているほど、一貫性のある強いブランドが形成できます。

ブランディングの使い方・例文

　ブランディングする対象に応じて、パーソナルブランディング、コーポレートブランディング、採用ブランディング、商品ブランディング、地域ブランディングといった使い方をします。

　また、ブランディングに活用されるツールに応じて、SNSブランディング、動画ブランディングなどといった使い方もされます

　その他、ブランディングの使い方として例文を挙げます、

• マーケティングの成功は、ブランディングの成功にかかっている。
• 当社のブランディング戦略にマッチしたロゴデザインを考案して欲しい。
• ちゃんとブランディングしてからじゃないと、広告出してもお金の垂れ流しになるよ。

ブランディング会社としての口コミ・評判

 
 
 
 
  
 
 
 リブランディング協会
  
 5 Google レビュー 
 
 口コミを書く 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 園木亜優 
 
2024-03-31
 
 
  
この度は素敵なホームページ作成をありがとうございました。

いつも連絡をしてから
すぐに対応をして頂き、大変感謝しております。

ホームページを作成してから
予約数が2倍以上に増えました。
いまホームページを作っていなかったらと思うとぞっとします…！！

また、色味や雰囲気が私の想像以上で、
みてくださったお客様からも可愛い〜！雰囲気がぴったり！とお褒めのお言葉を頂いております。

ありがとうございました！
  
 
  
 
 
 
  
 
 
 迫純子 
 
2024-03-23
 
 
  
ブランディング実務士の資格を取得させていただきました。広島からの参加だったのですが、事前の問合せから丁寧にご対応いただきまして、安心して上京することができました。ブランディングの基礎知識から実践まで、充実した内容でとても満足いくものでした。ステキな繋がりができましたことに、感謝です。ありがとうござました。
  
 
  
 
 
 
  
 
 
 N J 
 
2021-06-21
 
 
  
マジでオススメです！！！
お願いして本当に良かったです。
ありがとうございます。

親しい友人から紹介してもらい、今回ウェブサイトの作成をお願いしました。
僕自身、ウェブサイトに関しては素人なので、デザインはどんなふうにしたらいいのか？
どんな感じにすれば集客出来るのか？
自分でどんなウェブサイトにしたいのかも定まっていない状態でしたが、リブランディング協会さんが細かくヒヤリングをしてくれたのと的確なアドバイスもしてくれたおかげで自分の作りたい形が見つかりました。

そして１番凄いと思ったのが、ウェブサイトを納品してくれてから、１ヶ月も経たずに検索順位が１番上になってて、そのまた数日後にはちょこちょこ仕事の問い合わせが来るようになり、今では毎日仕事の問い合わせがくるまでになりました。

今後、僕の知り合いでウェブサイト集客を考えてる人がいれば絶対にリブランディング協会さんオススメします。
  
 
  
 
 
 
  
 
 
 R H 
 
2019-03-24
 
 
  
新規事業のホームページを制作してもらいました。
良かった点は
・クオリティーが高い割に安価
・後発なのに「都市名＋業種」で
検索ランキング1位になった
・大手企業からの依頼も入るようになった
・初取材が驚くべきところから
半年後に入った
・簡単なヒアリング1回だけで、
手直しの必要が全くないレベルで、
ライティングとデザインを仕上げてくれた
・納品まで1ヶ月かからなかった
・異分野の新規事業だったので、
事業の戦略、戦術、リスク回避など
広範なアドバイスがあり助かりました

他のブランディング会社さんは、デザインのことばかりな印象だったのですが、リブランディング協会さんは、中小企業経営者の立場をよくわかってくれるところが一番の決定要因でした。

これからWEBブランディングやSEO対策だけでなく、パンフレットや動画、広告運用など、ブランディング、マーケティング活動全般でお世話になるつもりです。

ブランディング実務士講座も、事業が落ち着いた頃、受講させていただきます。
  
 
  
 
 
 
  
 
 
 

ブランディングの仕事

　ブランディングの仕事は、人や企業のブランド価値を向上させる業務です。ブランディング実務士®が行っているヒアリング～戦略・戦術の相談・支援だけではなく、そこから発注されるデザイン、SNSや広告の運用代行など、幅広いプロフェッショナルと連携して行う仕事です。

ブランディングの進め方・流れ・ステップ

　ブランディングの進め方は、ブランディングの定義をどのように解釈しているかで、その流れが左右されてしまいます。一般社団法人リブランディング協会は、ブランディング実務士®資格講座と並行して、リブランディングの実務を代行するブランディング会社も運営しております。企業ブランディングの進め方の全ステップにおいて、実際に「刻み込まれる価値を最大化する」というブランディングの定義を常に念頭に置き、片手落ちにならない強いブランディングを作るお手伝いをしています。
　まず、ブランディングを進める上で一番最初にすべきことは、ブランディングの定義を正しく理解することなのです。個人事業主・一人社長様以外が次に行うのは、インナーブランディングです。なぜなら、社内に伝わらないブランディングは、社外に伝わるはずがないからです。そして、アウターブランディングを始める前に、自社分析、市場調査、競合調査をした上で、自社が差別化できる強み、更に磨くべき強みを探します。そこから、先のブランディング活動の種類に出てきた「つくる・魅せる」、「伝える・広める」へというブランディングの流れで、ブランド価値を向上していきます。

ブランディングの意味を語源から振り返る

　ブランディングの意味をブランディングの語源まで振り返ると、家畜に焼き印を刻み込む行為となります。そして、当時の背景をイメージした上で考察すると、現代の企業ブランディングにおいても、ブランディングの意味に込められた原点は、何ら変わっていないと感じます。

　その当時から、焼き印という“しるし”と同時に、供給者側には所有と〇〇を、消費者側には識別と〇〇という機能を提供していたのです。

　例えば、まず消費者の立場で振り返ってみましょう。我々は日常生活において、実に様々な印（しるし）を刻み込んで生活しています。例えば、Aさんは胡散臭い。商品Bはスペックが類似品より優れている。C社の製品はすぐに壊れる。D社はブラック企業だ。E店は安くて本格的なエステができる。挙げれば切りがありません。 そして、エステが話題になった時、その印をもとに「安くて本格的なエステといえばE店だ」と思い出すのです。
〇〇と〇〇に刻み込まれたブランドであればある程、ターゲットの行動に結び付きます。
　消費者が刻み込む印は、絶対そうだという強い決めつけの時もあれば、無意識で何となく感じる程度というケースもあるでしょう。マイナスのレッテルを貼ることもあれば、プラスの先入観を抱くこともあります。何れにしても、想像以上に多くの印を付けたり、付け替えたりしながら人間は生きています。
　しかし、印を刻み込んだ数とは比べ物にならないほど多く、流れ去った情報が無数にあることを忘れてはいけません。通勤途中で目にした看板、交流会で一度にたくさん名刺交換をしたお相手の商売などがその例です。
　次に、視点をユーザー側から提供側の立場に移します。

ブランディングをたとえる

　現在、見込客や就活生から自社あるいはご自身は、どのような印を押されているのでしょうか？

　ブランディングをわかりやすく簡単に説明したい時には、3つの印にたとえるとわかりやすいです。ブランディングとは、⓵認知を促し、無印状態を脱すると共に、➁マイナスの烙印が押されてしまうことを予防・抑制・改善し、⓷押される太鼓判の数と種類を増やし、ブランド価値が最大になるように高める活動です。

　しかしながら、見込客はもちろんのこと、常連のお客様でさえ、言葉で伝えてくれる部分は極一部に過ぎません。わざわざ、「あなたの会社には××というレッテルを貼っています」などと言ってくれる方は極めて少数派です。

　そのため、ブランディングの質が、自社にどれだけ大きなインパクトを与えているのか気付かず、ブランディング戦略が漠然としている会社がとても多いのが現実です。 ブランディングを怠ったために知らず知らず失ってしまうものについては、ブランディングの意義とブランディングの効果にてご確認下さい。
　また、実際にブランディングを進めていく上では、リブランディング（ブランド再構築）精神が特に重要であり、ブランディングのゴールはリブランディングへの対応力を自己と組織に植え付けることなので、リブランディングのページもおススメです。これまでブランディングをしたことがないという方も、たとえ初めての起業であったとしても、リブランディング戦略手法が、勝負の分かれ目となります。

企業ブランディング

　企業ブランディング（英語:Corporate branding、コーポレートブランディング）とは、大手企業や中小企業などの法人が、会社、商品・サービス、屋号、技術などを対象に行うブランディング活動を意味します。しかし、決して法人だけのものではありません。個人事業主様は、セルフブランディング（個人ブランディング）、つまり人間一個人をブランディングしなければいけないという先入観があると思います。ところが、個人事業主様と同じ仕事をしている法人は多いはずです。一方、株式会社にも一人社長で頑張っておられる方はたくさんおられます。

　つまり、個人事業主が、企業ブランディングに取り組むことは何ら無理な取り組みではないと言えます。先々を想像してみて下さい。セルフブランディングに成功して、法人化し、部下を雇いと自社が発展した際には、すでに社長ブランディングの色が強く定着してしまっています。そのため、企業ブランディングへステップアップするのにとても苦労してしまうのです。一般社団法人リブランディング協会では、政治家や芸能関係などセルフブランディングに合った職業以外であれば、企業ブランディングの選択をおススメしています。

ブランディング戦略とは

　ブランディング戦略（英語:strategy）とは、ブランド価値を最大化するための方向性です。例えば、市場と競合他社を分析し、自社の強みをより活かせるターゲティング、ポジショニングはどこに選定するのか、ブランドを商品ごとに分割する、逆に統一ブランド戦略を選ぶといった方向性です。

　そして、そのブランディング戦略を実現するための行動計画が、ブランディング戦術（英語:tactics）であり、更にそのブランディング戦術を遂行する具体策が、ブランディング手法（英語:method）となります。視点でわけるならば、大・中・小、長・中・短という関係性だと捉えれば、わかりやすいかと思います。

ブランディング手法とは

　ブランディング手法とは、ブランド価値を最大化するための具体策です。いつでも誰にでも効果的な万能薬があるかのように捉えると失敗します。換言すれば、どこかの誰かの成功事例を真似しても上手くいきません。自社のブランドコンセプト、セグメンテーションから割り出されたペルソナなどに対して、適切なブランディング手法を組み合わせる必要があります。

　また、市場と競合は常に変化していますので、リブランディング戦略手法を常に念頭に置いておくことが大切です。一般的にブランディング戦略を先に定め、それを実現するためのブランディング手法を決定するというブランディングの流れが、教科書的には正しいのでしょう。

　しかしながら、ブランディング実務を実践するステップにおいては、強烈なブランディング手法が先にあり、それを活かせるブランディング戦略を図るという流れもしばしばあります。

　更に、各社のブランディング手法には、公表されている表の部分と、公表されない裏側の部分が共存しているもの。そのような観点で、ブランディング手法の事例分析をすると、学びが深くなります。

ブランディングを図る

　ブランディングを図るという使い方でブランディングは表現されます。「図る」は、解決を図る、合理化を図る、改善を図る、再起を図る、改革を図る、連携を図るといった使い方をされる単語です。ここに並んだ解決・合理化・改善・再起・改革・連携といった実務メリットへ結びつくように、ブランディング戦略手法を図り、実践していきましょう。

　個人事業主、中小企業、大企業問わず、ブランディング戦略を図ること、ブランディング手法を実践することを怠ると、自社の努力やコストを垂れ流し、知らず知らず、敵に塩を贈ることにもなりかねません。そのような意味でもブランディング活動は重要です。

　以下、ブランディングの意味を細分化し、基本的な意味合いを要約し、掲載させて頂いております。どうぞ、興味があるものについては、リンク先の詳細説明もご覧になって下さい。